便秘でお悩みの方、とくに女性はつらい思いをしておられると思います。
つらいからといって下剤を服用してしまうと、恐ろしい結果が・・・。
便秘の知識を知ることが、便秘を解消するための第一歩です。

便秘の基礎知識

便秘とは

便秘とは、排便が順調に行われない状態のこと。

排泄物が長いあいだ腸の中にたまり、水分が奪われて便が硬くなります。便が硬いと、体の外へ排泄しにくくなり、ずっと腸にたまった状態が続きます。

その状態が続けば続くほど、便秘は悪化し、どんどん排泄しにくくなってしまいます。

健康な人は通常、1日1回決まった時間に便通があります。しかし、2〜3日に1回の人であっても、定期的に気持ちよく排便が行われていれば、便秘ではありません。

逆に、毎日便通があっても、便が硬くなかなか出ない、少ししか出ない、まだお腹の中に便が残っているような残便感がある場合は、便秘だと思われます。

便秘が引き起こす症状と病気

便秘は、吹き出物やシミ、ニキビ、肌荒れなど、お肌のトラブルを引き起こします。排泄物が腸にたまり、体にとって有害な毒素が発生し、お肌に悪影響を与えるのです。

さらに、頭痛、肩こり、めまいなどの症状をが出たり、大腸ガンや痔になる確率も高くなります。

便秘が長く続いていて、吐き気や発熱などの症状を伴っている場合は、早めに医師の診察を受けましょう。

女性と便秘

女性は男性より便秘になりやすいといわれています。女性は月経や妊娠時に分泌されるホルモンの影響を受け、便が硬くなることが便秘の原因だといわれています。

女性が便秘になりやすい理由はほかにもあります。女性は男性より腹筋が弱く、排便の力が弱いのもひとつの要因です。

その他、無理なダイエットや、運動不足なども、腸の働きを悪くするということを覚えておきましょう。

便秘の種類と解消の方法

弛緩性便秘

大腸がたるんでしまい、便を送り出す力が低下、便意も感じにくくなってしまい、その結果便秘になってしまいます。

排便の後もすっきりせず、残便感があることも。

腹筋の弱い女性や、内臓下垂、体力が低下した人がなりやすい傾向にあります。又ダイエット中の方にもよくみられます。

また、下剤を使いすぎた場合、大腸の機能が低下してしまい、弛緩性便秘になることがあります。

弛緩性便秘を解消法は、腹筋を鍛えること。そして、大腸の動きを促進させる食物繊維を多くとることです。

食物繊維は、便通を促進しますので、食物繊維と水分を積極的にとりましょう。たけのこ、ごぼう、セロリ、きのこ類や海藻類に多く含まれています。

直腸性便秘

排便を我慢し続けた結果、便が直腸に達しても便意をもよおさなくなってしまうことで起こります。

年をとって神経が鈍くなったり、便秘薬や浣腸などを常用している人にも起こる可能性があります。

直腸性便秘の解消法は、排便の習慣を身につけることです。朝食後は便意が起こりやすいので、朝食をとることが重要です。朝食を習慣化し、便意を感じたら、すぐにトイレに駆け込みましょう。

痙攣性便秘

ウサギの糞のようなコロコロした硬くて丸い便や、細い便が出るのが特徴です。

ストレスや過労、自律神経失調症などが原因で腸が痙攣を起こし、便の流れが悪くなり便秘となります。

痙攣性便秘の解消法は、ストレスを解消することがとても重要です。

痙攣性便秘の場合、食物繊維を摂ってもあまり効果はありません。消化のよい食事を摂ることを心がけましょう。米、白身魚、豆腐などがおすすめです。

便秘解消法でやってはいけないこと

下剤の服用

下剤を習慣化してしまうと、薬に大腸が慣れてしまいます。その結果、大腸の機能が低下してしまい、さらに便秘になりやすい体質となってしまうのです。

便秘体質になってしまうと、下剤の量をどんどんと増やし続けなければなりません。そして、最終的には薬も効かなくなり、どうすることもできなくなってしまいます。

下剤による便秘解消は、たまに使うだけなら問題ありませんが、なるべく避けたほうがいいでしょう。

便秘解消まとめ

便秘の解消の方法

・朝食をきちんととる
・便意をもよおしたらトイレに駆け込む
・腹筋を鍛える
・無理なダイエットは避ける
・ストレスをためない
・食物繊維をとる(痙攣性便秘を除く)