しみが増えると、老けて見られます。
いつまでも若いお肌を保つためには、しみ対策は必須です。
今からでも遅くありません。しみ対策をはじめましょう。

しみの基礎知識

しみができるまで

皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層で構成されています。皮膚の表面に一番近い表皮は、さらに角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層に分けられます。

細胞は表皮の最下層である基底層で生まれ、徐々に表面に移動し、約1ヶ月で剥がれ落ちます。この約1ヶ月のサイクルを、皮膚のターンオーバーとよびます。

お肌が紫外線を浴びたり、外部からの刺激を受けると、基底層にあるメラノサイトがメラニン色素を作りだします。

作り出されたメラニン色素は、通常ターンオーバーによって剥がれ落ちますが、過剰に紫外線を浴びたり、外部からの刺激が続くことで、メラニンの生成がとまらなくなり、常に皮膚内部にメラニン色素が残り、色素沈着を起こすことで、しみができるのです。

しみの種類

老人性色素斑

【特徴】
顔や腕・手など、日光(紫外線)にあたるところに出るシミで、初めはうっすらとした茶色から始まり、徐々にはっきりとした濃い褐色に変化していきます。

【原因】
紫外線

【治療法】
レーザー治療 / 美白化粧品(軽症の場合のみ)

脂漏性角化症

【特徴】
老人性色素斑が盛り上がり、表面がボツボツとした、こめかみや目の周囲に生じる黒褐色の斑点。

【原因】
紫外線

【治療法】
レーザー治療 / 電気治療

肝斑

【特徴】
頬骨の部分に左右対称にできる淡い茶色や灰色の斑点。妊娠中・更年期・ピル服用時に起こりやすい。

【原因】
女性ホルモンの乱れ

【治療法】
トラネキサム酸(内服薬) / ピーリング / 美白化粧品

炎症性色素沈着

【特徴】
ニキビや傷の痕が炎症を起こし、残った茶色の斑点。ムダ毛を抜くことで、毛穴のまわりが色素沈着を起こすこともある。

【原因】
皮膚の炎症

【治療法】
自然治癒 / ピーリング / 美白化粧品

しみ対策

紫外線

しみの原因はメラニン色素。そのメラニン色素の生成を促すのが紫外線です。

紫外線をまったく浴びずに一生を過ごすことはできません。曇りの日でも紫外線は存在していますし、家の中にも、紫外線も入ってきます。

紫外線が強い時期は6月〜8月、1日のうちでは10時〜2時です。この期間はとくに紫外線対策をする必要があります。

紫外線対策の一例を挙げておきます。

・UV化粧品を使用する
・日差しの強い時間は日に当たらないように心がける
・日傘、帽子、サングラスを着用する
・長袖の服を着る

お肌への刺激

お肌への刺激が続くと、しみができることがあります。

洗顔で、ゴシゴシと力をいれてこすることは、お肌への刺激が強すぎますので、色素細胞が沈着する原因になります。泡をたっぷりたてて、やさしく洗いましょう。そして、しっかりと洗い流してください。泡が残ってしまうと、その部分が炎症を起こし、それが、しみの原因になります。

熱いお湯はお肌の水分を奪ってしまいますので、ぬるま湯で洗うようにしましょう。最後に冷水でお肌をひきしめましょう。

洗顔後、タオルでゴシゴシとこすってはいけません。タオルで押さえるように拭き取りましょう。

しみと化粧

お肌に合わない化粧品は、絶対に使ってはいけません。刺激を感じるような化粧品の使用は避けてください。お肌が強い刺激を受け、それが続いた場合、色素細胞が沈着してしまいます。

パフで強くこすることも避けましょう。パフでの刺激が毎日続いた場合、しみができることがあります。お肌が荒れているときはお化粧を控えめにしましょう。

化粧品はお肌にダメージを与えます。必ずお化粧を落としてから、寝るようにしましょう。

ビタミンC

ビタミンCには、メラニン色素の生成を抑える効果や、分解する効果あります。ビタミンCは体にためておくことができないため、毎日摂ることをおすすめします。

たばこはビタミンCを破壊しますので、たばこを吸っておられる方は、しみができやすくなります。

ビタミンCを多く含む食品には、ブロッコリー、イチゴ、柑橘類、ホウレンソウ、カリフラワーなどがあります。

美白化粧品

美白化粧品は、メラニンの生成を抑制し、しみを抑制するものです。しみを一瞬にして消すものではありません。

メラニンの生成を抑制するものですから、効果は徐々に現れてきます。すぐに効くものではないということを、頭に入れておきましょう。もちろん、美白化粧品を使っているからといって、紫外線対策をしなくていいわけではありません。

紫外線対策をしつつ、美白化粧品を使うことが、しみ対策には効果的です。